2016年5月31日火曜日

今、なぜカナダビザの取得が難しいのか。

日本に帰国して半年経った2016年の2月。

政府からあなたのビザを審査する準備が整ったので、
今何処に住んでいるか?
カナダのジョブオファーはまだ有効か?
働いているなら賃金はいくらか?
申請しているNOCコードは何か?
と言う問い合わせメールが来ました。

2014年12月末に申請したので州の言う通りきっかり14ヶ月。
待たされましたが、ちゃんと連絡も来ました。

質問に全て答えて、NOC コードを人事に問い合わせたら最初とは違う番号を使えとの指示。
このNOCコードはカナダ政府が仕事に番号をつけて管理してコードによって申請出来るビザが変わります。

マネージャー職は能力、経験が問われるので0から始まる..キッチンヘルパーやベットメイキングの仕事は資格が要らないので3から始まるなど分かりやすいです。
私は今まで3から始まるコードだったのに急に6から始まる番号を言われ、そのままメールをしたらこれがアウト。

元々6から始まるコードは2011年から使われていなくて、完全なる人事の勘違い。

しかも最初に申請していた3から始まるコードも私はカナダで資格を取得している訳では無いので元々、条件を満たして居なかったのです。

この事は、春先に一度日本人のバンクーバーのコンサルタントに相談した時に指摘されていました。
でも人事の方が、今までずっとこのやり方でビザを取得して来たので間違いは無い!と言い切られて、
心象を悪くしてはいけないのではと日本人コンサルタントと話し合い、そのまま人事を信じる事にしました。

今回は小さなボタンのかけ違いが却下に繋がるという事。
金額は高いが、コンサルタントにお願いする事も選択肢に入れても良いと思います。

でも政府のビザの方針は本当に良く変わります。

今、カナダは失業率が高くなってきて以前のように移民を受け入れていません。 シリアからの難民も積極的に受け入れてもいます。

以前のようにスキルが無くても移民出来る時代は終わったようです。

セラピストで移民するなら失業率が6パーセント以下の場所で、労働許可証を出してもらって一年以上働いてエクスプレスエントリーで申請するのが
2016年現在では賢いかもしれません。

私はトフィーノと言う失業率が高い場所からの申請なので、労働許可証自体が申請出来ません。

最初は却下という事実が受け止められずショックでしたが、
Something happens for a reason.
色々、試行錯誤して自分は今はカナダでは無いんだと受け入れる事が出来ました。

受け入れてからどんどん流れが良くなって、今は東京でアーユルヴェーダのサロン開業に向けて歩み始めています。

セラピストとしてカナダで働いてみたい方の少しでもお役に立てますように。

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